北中米W杯日本代表 佐野海舟が所属クラブに合流のため羽田から出発 「(休養中に)気持ちの整理もできた。前を向いて進んでいくしかない」4年後のW杯へリスタート
24日=羽田空港 W杯北中米大会に出場し4試合中3試合でフル出場を果たした日本代表MF佐野海舟(25=マインツ)が所属クラブに戻るため羽田空港から出発した。佐野は「(休養中に)色々整理できた。前を向いて進んでいくしかない」と引き締まった表情でメディアに対応した。
市場価値の高騰で移籍金が100億円とプレミアのクラブからの移籍オファーが報じられるが「一番注目され皆がプレーしたいと思っているはず。将来的にプレミアでプレーしたいが、自分だけでコントロールできるものでもない」と報じられる評価や金額に実感はないとした。
優勝を目指しながらブラジルに敗れ32強で初のW杯を終えた現実を受け入れるのが難しく喪失感、脱力感に一気に襲われたという。日頃トレーニングを欠かさない佐野が1週間全く動けなかったと吐露した。そこから気持ちの整理をし、体力を回復させ立ち上がって迎えるシーズンに向けて充実した様子だった。
森保一監督のアジアカップまでの契約延長と優勝のミッション、27年3月からは大岩剛監督が指揮を執る日本代表について「森保監督の信頼は感じる。でも自分が(日本代表にそのまま)入れると思っていない。またコツコツとやっていくだけです」と所属クラブから始まる新たな4年に視点を定めた。
空港ロビーでの囲み取材の最後、所属マネージメント会社から「それではこれで(取材を)終わりにさせてもらいます」と声がかかったが、佐野は「少しいいですか?」とそれを遮り自らコメントを続けた。「今回、こうやって(W杯が)盛り上がったのも色々なところで取り上げてもらって伝えてもらったお陰です。本当にありがとうございました」一礼した姿に、4年後に向けた決意がにじんでいた。


