スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2026年6月23日 (火)

W杯日本代表 ベースキャンプ・ナッシュビルでトレーニング再開 チュニジア戦を発熱で欠場した町野も復帰し6番のユニホームで集合写真「魂が入りました」 

 米テネシー州・ナッシュビル22日(日本時間23日)天候曇り時々雨 気温28度、湿度74% W杯グループリーグ2戦目、チュニジア戦に勝利し勝ち点4で2位となった日本代表がチュニジア戦後初のトレーニングを行い、めまぐるしく天気が変わり時々雷も鳴る荒天のなか、全てのメニューでの公開練習が行われた。前日は、チュニジアモンテレイからウオーミングアップからボール回しまでは全体で行い、その後はチュニジア戦に先発したメンバーと交代で出場したメンバーが分かれてそれぞれがトレーニングメニューを消化した。
 この日は練習前、選手、スタッフらが公式記録となる集合写真の撮影に揃い、オランダ戦で右ひざを負傷した久保もピッチに。またチュニジア戦には帯同しながら発熱でベンチ外となりホテルの部屋で観戦した町野修斗も熱は下がり別メニューで調整。町野は集合写真で26人の登録を外れた遠藤の背番号「6番」を背負ってユニホームを着用し、「(遠藤の)魂が入りました。似合う、似合わないは関係ない」と、キャプテンを思い「スウェーデン戦までに仕上げたい」と、緊急招集からの途中合流、発熱と2度の難しい調整にも強い気持を見せた。町野はカタール大会に続いて異例の2度の緊急招集を経験する。
 練習中も選手たちは終始大きな声を掛け合い、笑い声が絶えず、オランダ戦後の16日の完全休養日、チュニジア戦からナッシュビルの戻った21日、ホテルでの調整とフリーを挟むなどリフレッシュによってメリハリのあるスケジュールを組んできたことでチームは活力を得ている様子だ。目の前の試合とトーナメントの両方を視野に入れてチーム全体の意識が強く表れている。

 

 

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増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

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