スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2026年2月 2日 (月)

サッカー日本代表・森保監督欧州の視察から帰国 484日ぶりに復帰したDF冨安を「(W杯に)ピンポイントでも戦力になると判断すれば招集したい」と前向きに評価 欧州で議論になっているW杯のボイコット問題について「政治的なことを言うべきではないが・・・」と言及

 2日=羽田空港 サッカー日本代表の森保一監督(57)が半月に渡る欧州視察を終え帰国した。空港で取材に対応し、1日、オランダ1部のアヤックス(エクセルシオ―ル戦)で後半35分、484日ぶりに試合に復帰したDF冨安健洋(27)について、「非常にいい状態でコンディションがあがってきていると(冨安が話していた)。ゲーム出られる準備はできていると直接聞いた」と、CLでオリンピアコスと対戦した際にスタジアムで話せたと明かした。
 22年のカタールW杯では回復途中だった冨安をメンバーに入れ、システム変更の際には守備とビルドアップで勝利に貢献している。監督はこれを例に「ピンポイントでも戦力になり得るコンディションと判断すれば招集していきたい」と、今年1月にアヤックスに移籍した冨安の猛追に期待を寄せた。
 監督は欧州で議論の的になっている米・トランプ政権との各国の対峙にW杯のボイコットが選択肢にあがっている状況についても答えた。「私たちが政治的なことを言うことではないと思う」とスタンスを明確にした上で、ボイコットではなく大会の開催について「W杯に向かって最善の準備をしていくだけで、もしW杯が開催されないとなればそれを受け入れるだけ。まずはW杯が開催されるように祈っています」と話した。

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増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

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