日本バスケットボ―ル協会島田会長と伊藤強化委員長が「(ホーバス前監督と)相互の考えに相違があった」と契約終了の経緯を説明 新体制はBリーグ琉球の桶谷監督、リッチマン、吉本両アシスタントコーチで今月の合宿から始動
3日=都内ホテル 日本バスケットボール協会(JBA)は2日に発表した前・男子日本代表監督トム・ホーバス氏(59)との契約終了についてJBA島田慎二会長と伊藤拓摩強化委員長が会見を行い、経緯や背景について説明し新監督には桶谷大氏(48)が就任すると発表した。直近、2月26日と3月1日には沖縄でW杯アジア1次予選の2試合が迫る。こうした状況下で交代に踏み切った理由について島田会長は冒頭「トム・ホーバス氏の多大なる功績に対して敬意と御礼を申し上げます」と切り出したうえで、ロサンゼルス五輪を目指す強化の新体制のもと1月初旬に監督と話し合いを行ったことを明らかにした。
そのなかで「(JBAの強化方針とホーバス監督の)相互の考えに相違があった。ホーバス監督には確固たる信念があり、JBAからの様々な提案をすることが監督に対しリスペクトを欠くのではとも考えた」とした。
昨年10月に技術委員会から名前を変更して立ち上げた強化委員会は伊藤ダイレクターが「ホリスティック(包括的)な視点でコーチ陣、専門家集団をまとめあげマネージメントしながらチームを構築する」と指針を掲げる。この指針によってスタッフ、選手の選出などでもホーバス氏の従来のスタイルに多くの提案をする結果、相違が生じたと説明した。
1月30日に話し合いを行い契約終了について合意。31日をもって契約が終了した。また2月2日にホーバス体制の契約終了と桶谷新体制、八村塁のウィザーズ時代のアシスタントコーチで、現シーホース三河ヘッドコーチのライアン・リッチマン氏(36)、現在米国でGリーグのアシスタントコーチを務めている吉本泰輔氏(44)がアシスタントコーチに就任する新人事も理事会で承認を得たという。3人は今月の沖縄での予選に向けた合宿から合流する。
新体制は基本的に28年ロス五輪までを契約期間とする。島田会長は予選を控えた時期での交代を「(選手の間の)ケミストリーの向上、一体感のためにもここでと判断した」と決断の背景を説明した。


