スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2026年1月14日 (水)

日本サッカー協会が28年ロサンゼルス五輪サッカー男子の最終予選(U23アジアカップ)開催国に初めて立候補の意向 アジアわずか2カ国となる難関ロス五輪出場に向けホームの利を最大限生かす 

14日=都内・日本サッカー協会(JFA) 山本昌邦ナショナルチームダイレクター兼技術委員長が技術委員会終了後にメディアブリーフィングを行い、28年ロサンゼルス五輪男子サッカーのアジア最終予選となるAFC U23アジアカップで開催地の立候補を検討していると明らかにした。
 同カップは2年に一度行われてきたが現在サウジアラビアで行われ、日本がトーナメントへと順調に進出を果たした今大会以降、次回からは28年五輪に向けて4年に一度、五輪のために実施する方法に変更される。FIFA(国際サッカー連盟)からは、従来五輪年に実施されていた最終予選は、五輪1年前となる27年8月までに終了するよう通達があったという。
 ロサンゼルス五輪の男子サッカーは参加国が24年パリ五輪までの16か国から12か国と4カ国削減される。アジアからは2カ国のみの出場となるため、アジアカップで決勝に進出しなければ五輪に出場できないこれまで以上の超難関となる。こうした厳しい状況を背景に、「応援も(出場への)大きな後押しになる」と、山本氏はホーム開催を狙って開催国立候補に踏み切る背景を説明。開催時期や天候など立候補への準備を進める方針だ。
 2014年にアジアカップと名前を変えて始まった同大会の開催地は、14年がオマーン、16年がカタール、18年中国、20年タイ、22年ウズベキスタン、24年再びカタール、そして現在開催中のサウジアラビアと、7大会のうち4大会が中東での開催。初の招致に政治力、事務方の整備が大きな力を持つ。

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増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

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