スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2026年1月 7日 (水)

ミラノ・コルティナ冬季五輪カーリング女子「フォルティウス」が会見 4大会ぶりの五輪復帰を果たすベテラン・近江谷「最後の最後まで成長して金メダルを」、初出場の小林「(控えでも)チームの役に立ちたい」

7日=カナダとオンライン取材 2月6日に始まる「ミラノ・コルティナ冬季五輪」カーリング女子代表「フォルティウス」のフィフス小林未奈(23)と、リードを務める近江谷杏菜(36)の2人が大会に出場中のカナダからオンライン取材に応じた。
 小林は「オリンピックは限られた人しか立てない舞台。光栄です」と、小学生から夢みた舞台への思いを明かした。フィフス(控え)はメンバーが出場できない限り出番は回ってこないが、その時に備え心身ともメンバーと同じ高いレベルでコンディションを維持しなくてはいけない難しいポジション。それでも「チームの役に立つ。それだけだと思っています。私がいることでチームの刺激になればいいし、5人いればポジションを争う(刺激)ことになる。何かプラスになるのなら私がいる意味はあるんだと思います」と話し、日頃から石、氷の状態の「テスト役」に徹する。現在行われているカナダでの大会中も五輪で対戦するかもしれない各国の戦術を「チラ見しています」と、笑顔でフォア・ザ・チームを忘れない。23歳の献身がチームの力強い戦力となっている。
 小林とは正反対に、10年バンクーバー五輪以来、4大会ぶり2度目の五輪出場(当時チーム青森)を叶えたベテラン、近江谷は、「(環境など)色々変わったけれど、カーリングが楽しいのは(16年前と)変わらない。(カーリング界初の金メダルに向かって)最後の最後まで成長し、誰にも負けない強い気持ちで金メダルを取る。自信を持ってオリンピックに行きたい」と、言葉に力を込めた。

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増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

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