サッカー日本代表森保監督抽選会から帰国 26年W杯に向けてのキャンプ地に 国内合宿➡事前合宿➡ベースキャンプの3段階方式か、国内合宿からベースキャンプのみか2パターンを準備「選手のストレスなく集中できるところを」
12日=羽田空港 サッカー日本代表の森保一監督(57)が、5日にワシントンDCで行われた26年W杯北中米大会の抽選会と、キャンプ地の視察から帰国し空港で取材に対応した。監督はニューヨーク便で帰国し、決勝の舞台となる「メットライフ・スタジアム」(NFLのニューヨークジェッツとニューヨークジャイアンツの2チームの本拠地)を視察し気持ちをより高められたという。
日本は抽選会の結果、オランダ、チュニジア、欧州プレーオプB勝者(ウクライナ=FIFAランキング28位、スウェーデン=同43位、ポーランド=31位、アルバニア=63位の勝者)と同じF組に入り、米国テキサス州ダラスで2試合、メキシコのモンテレイで1試合が決まれた。
監督は「キャンプ地はあと1週間くらいで決めようかと思う(公表は年明け)事前キャンプとベースキャンプっていうところを1つにするのか、別々にするのか等々考えながらやってきた。事前キャンプとベースキャンプのところはひょっとしたら別々にしようかなところも1回検討してみたい」と、来年のW杯までのロードマップについて明かした。先ずチーム全体のコンディションをできるだけ合わせるために5月下旬に国内合宿を実施。その後、①大会前キャンプ地と、拠点に据えるベースキャンプ地を分けるプランと、②ベースキャンプに入って調整する2つのパターンを検討しているという。 ①の事前キャンプとベースキャンプを分けるパターンは、森保監督自身がコーチとしてスタッフ入りしたW杯ロシア大会。オーストリアのゼ―フェルトで事前キャンプを張り合宿最後にパラグアイと対戦して大会中のベースキャンプとしたロシアのルビン・カザンに入った。両都市は当時チャーター便を使用して4時間ほどで時差は2時間。両キャンプ地とも天候には恵まれベスト16進出の大きな要因ともなった。
②は前回のカタールW杯と同じパターンで、22年は事前キャンプは行わずに現地カタールに早めに入ってじっくりと調整した。
アメリカ、メキシコ。カナダの開催国をのぞくともっとも早く出場を決めたアドバンテージを最大限生かして、すでに数か所のキャンプ地をスタッフで視察しており、様々なパターンを想定してきただけに「余裕」も備えている。
2試合を戦うダラスで事前とベースキャンプを張るのがもっとも現実的だが、ポット1のシード国に優先権があるため、もし日本の申し込みと重なってしまった場合は日本が譲るかたちとなる。
こうなれば事前キャンプでまずメキシコ・モンテレイ(高地ではない)の気候や雰囲気を知り、その後、ベースキャンプ地をダラス近郊に置いて移動する可能性もある。どちらにしても時差や高低差を極力減らして中西部での移動となる。
「選手にとってストレスがなく集中してできるところを考えている」と、選手のコンディションファーストで最後の詰めに入る。


