スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2025年11月16日 (日)

サッカー日本代表 年内最後のボリビア戦へ調整「勝って森保監督(100試合目の指揮を)をお祝いしたい」遠藤主将 上田綺世は緊急手術を終えた元同僚、ガーナのフランシスに「彼は5分5分のボールに突っ込める勇気ある選手」励ましのメッセージを送信 18日、対南米勢3戦連続ゴールに期待

14日のガーナ戦(豊田スタジアム)に2-0で勝利した日本代表は16日、18日のボリビア戦(国立競技場)に向け冒頭の公開のみで非公開練習に臨む。15日は豊田から帰京、そのまま千葉市内の日本代表の強化拠点となる施設でトレーニングをスタートした。ボリビアはW杯南米予選でまだ出場の可能性を残しており、日本にとっては年内最後の代表活動で来年の北中米W杯に向けて重要な一戦となる。2018年9月に日本代表監督して試合をスタートさせた森保一監督(57)が指揮を執れば代表監督史上未踏の100試合に到達する。
 練習後のミックスゾーンで取材に応じた遠藤航主将は「年内最後でもあり、(森保監督の100試合を)勝ってお祝いしたい。自分も出場するチャンスがあると思っていい準備をしたい」と話した。

    上田綺世 14日に緊急手術を終えた元同僚・ガーナのフランシスを励ます

 FW上田綺世が改めて、かつてベルギ―1部「サークル・ブリュージュ」のチームメイトでガーナ戦で負傷退場したガーナ代表MF・フランシスを改めて思いやった。関係者によると、後半11分(この時点で日本1-0)、田中碧との接触でケガを負ったフランシスは、スネ付近ほかを複数の骨折をした模様でピッチから担架で豊田市内の病院に搬送。そのまま緊急手術が行われて無事に終了したという。所属するフランス1部のトゥールーズもフランシスがこのケガによって26年W杯北中米大会を欠場するとの見通しを明らかにした。
 上田はフランシスについて「彼は本当の五分五分のボールにも突っ込める勇気がある選手。そこを監督に期待されて起用されてきた。切り替えるのも治すのにも時間がかかってとても残念ですが、治してまた彼らしいプレーをまたしてほしい」と、フランシスに励ましのメッセージを送り返信があったと明かした。
 ガーナ戦では、連携した守備からショートカウンターに手応えがあったと分析。18日のボリビア戦はガーナ戦に出場していないFW陣にもチャンスがあり上田が出場するかは未定だが、10月のパラグアイ戦の同点ゴール、ブラジル戦の逆転ゴールに続いてボリビア戦でゴールできれば、日本がこれまで苦戦してきた南米勢に3戦3得点と、来年に向けての大きな収獲となる。「それぞれの立場で、与えられた時間の中で自分を最大限に表現しないといけない。その中で勝ちにこだわっていきたい」と、エースとして強い気持ちをにじませた。

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増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

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