スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2025年11月18日 (火)

名波コーチがミーティングで100試合に触れてくれ、ロッカーで遠藤主将が‘勝って(監督を)お祝いしようと言ってくれ、2点目の時に選手が(円陣に)来い、来い、と。乗っかって喜ばせてもらいました」森保監督、100試合の喜びを明かす

 100試合目のメモリアルマッチを終えた監督は会見にいつもスーツ姿ではなく代表ジャージで臨んだ。どれほどの雨にあたってずぶぬれになって震えながらでもスーツで会見に臨んだ監督にとって、うれしい「水浴び」の後だったからだ。
 試合後の円陣でいつものように、「締めの言葉」を言おうとしたものの、選手はペットボトルの水をかけようと虎視眈々と狙っているため「誰も自分の話を聞いていなかった」と振り返って笑い、ウォーターシャワーの喜びを表した。選手たちが準備した「100」が入ったシャツと花束は「嬉しいサプライズでした」と、常に厳しい戦いに身を置き続けた監督にとってこうしたセレモニーも初めてだったのではないか。
 11月の代表活動の2戦をともにクリーンシートで、ラストゲームをホームで勝って通算69勝とし来年のW杯への足固めを終えた。

 

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増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

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