スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2025年11月18日 (火)

サッカー選手がプレーするときは、人生をどう生きたかによる。あるいはどうサッカーをプレーするかによって人生の送り方も変わる・・・日本代表との強化試合を前にボリビア代表監督が、元ボリビア代表監督のアスカルゴルタ氏を追悼

 森保監督に続いて公式会見に臨んだボリビア代表(FIFAランキング76位)のオスカル・ビジェガス監督が、かつてボリビアを率い、14日に72歳で亡くなったハビエル・アスカルゴルタ氏を悼んだ。J1横浜(F)マリノスを率いたこともあり、ボリビア代表をワールドカップ(W杯米国大会)に出場させた名将について「ボリビアサッカーに自分たちも世界各国の代表と対等にやれるんだ、とメンタリティにおいて大きな変化をもたらした人でもあります。彼が残してくれたボリビアサッカーにおけるレガシーを私たちが引き継いでいかなければいけないと感じています」と、南米予選を7位で終え来年3月のW杯予選大陸間プレーオフに出場の可能性をつないだチーム、ファンたちの思いを代弁した。
 さらにボリビアに伝わるという名将の言葉を紹介。「サッカー選手がプレーするときは、人生をどう生きたかによってプレーの仕方も変わる。あるいはどうサッカーをプレーするかによって人生の送り方も変わる、といったニュアンスのフレーズがあり私自身、多くのことを学びました」と、会見でしみじみ振り返った。
 森保監督にとって100試合目のメモリアルマッチは、森保監督にとっても、ボリビアのビジェガス監督にとっても身近な人々をサッカーを介して追悼する試合になる。

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増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

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