クラブアドバイザーのジーコ 残り3試合で9季ぶりVを狙う鹿島に「ひとつのエネルギーも残さず出し切れ!」と助言 ブラジルに初勝利した日本代表に「W杯ではベスト4に行く可能性があると思っている」と予言
5日=鹿島 鹿島アントラーズのクラブアドバイザーを務めるジーコが、自身が深くかかわってきた2つのチームへの助言と予言で強く鼓舞した。
9シーズンぶりのリーグ制覇に向けての現在の思いなどについて取材に応じ、鹿島が優勝に向かう残り3試合について「大事なことは全てのプレーが優勝を決定付けるということ。スキを見せることなくひとつのエネルギーも残さずすべて出し切らなければならない」と、週末の横浜FC戦、代表ウイークを挟んでの東京V戦、ホームで最終戦となる横浜Fマリノス戦と270分に全てを出し切るよう選手たちを鼓舞した。
また、10月14日、日本代表がブラジル代表に1989年の初対戦以来、14試合目で初めて勝利した試合(3-2)についても振り返った。ジーコは「(仕事の都合で)30分しか試合をライブで見られなかったが、その30分は(逆転する)日本しかゴールしなかった」とユーモアたっぷりに笑いながら「日本は改めて強さを示した試合になった。(鹿島で育った)上田(綺世)が決勝ゴールを決めたというのもうれしかった。ドイツ、スペインにも勝ってきた森保監督の仕事は称賛に値する」と勝利を祝福。来年のW杯での日本代表について「ベスト4にいく可能性がとても高いと思っている」と予言した。
ジーコはその理由について、世界中のサッカーが拮抗しているなか結果を分けるのは、長い期間1人の監督が指揮を執りチーム体制の構築や選手を知り尽くしている点になると分析。その観点からW杯で退任するが2012年から監督を継続してきたデシャン率いるフランスを「頭ひとつ抜けている。そして日本も同じく(森保)監督が長く続けて来たチーム」と、日本代表が世界の潮流を掴んでいるとジーコならではの指摘をした。


