サッカー日本代表・森保監督 「(ブラジルに)初勝利したい。それができる選手たちがいると思っている」36年未勝利の相手からの初勝利にサポーターに「共闘」求める
FIFA(国際サッカー連盟ランキング19位)日本代表・森保一監督(57)も同6位のブラジルの後に会見に臨んだ。ブラジルの会見では、MFでニューカッスル所属のギマランイスが「(対日本戦は2分11勝の無敗)記録は大変申し訳ないが続けさせていただく」と話し、ブラジルメディアも5-0で韓国を破ったアンチェロッティ監督指揮下の新たな代表の魅力や来年のW杯本番に向かっての質問に終始した。森保監督はこのコメントについて聞かれると「(自分たちが)初勝利したい、それができるだけの選手がいると思っている」と、89年の初対戦以来未勝利、直近6連敗中の王国からの初勝利に強い気持ちを示した。
監督の脳裏には22年6月、ブラジルと戦った際(国立競技場、0-1)に競技場内が「カナリア」と呼ばれるブラジル代表のイエローで多くの面積が占められたシーンが今もあるのかもしれない。
「(14日の)スタジアムの色がどういう色になるか分からないが、黄色が多いようではなかなか…(日本代表カラーの)青色で染まった会場で戦うのが相手へのプレッシャーにもなるし、(日本)選手へのモチベーションにもなる。サポーターの皆さんも相手へのリスペクトは持ちつつ、ここは日本なんだ、と共闘してもらえれば勝利の確率も上がる」と、スタジアムに来るファンにホームならではの大声援を求めていた。


