スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2025年10月30日 (木)

東京世界陸上入賞11を振り返り「世界と戦うために国際大会派遣、U-23の強化、指導者の海外派遣を行っていく」目指すは28年ロス五輪で世界トップ8入り

30日=日本陸連(都内) 日本陸上連盟は9月に行われた34年ぶりの東京開催となった世界陸上の総括会見を行い、山崎一彦強化委員長が改めて強化の立場から大会を振り返った。日本代表は競歩の男女銅メダル2つを含めて入賞11と、23年のブタペスト大会と並ぶ過去最高最多に。入賞順位からポイント化した国・地域別のランキング(プレーシングテーブル)では16位だったとした。山崎強化委員長は日本の目標は28年ロサンゼルス五輪でこのランキングのトップ8に入ることと前提したうえで、「近年の世界大会で(日本は)11~16位で推移しており、安定している」と評価した一方トップ8には「まだまだ足りない」とした。
 また今大会、世界選手権後のデータ分析から「トラック種目では自己ベストの97%(を達成)、シーズンベストの99%(を達成)が入賞ラインだった」と、大会に向かって照準を合わせていなければ入賞には届かなかったと分析した。
 26年は名古屋でのアジア大会が開催され、これに合わせて日本選手権も名古屋で開催。27年には北京世界陸上、翌年が28年ロサンゼルス五輪とハイレベルの大会スでケジュールが続く。今後は、U-23の強化、選手の国際大会への派遣に加え、コーチ・指導者も海外研修に参加できる組織構築にも取り組む。

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増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

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