スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2025年9月 3日 (水)

東京世界陸上男子200㍍飯塚、400㍍佐藤、やり投げのディーン元気が揃ってオンライン会見 「生まれた年(91年)の世界陸上、どうしても走りたかった」6大会目の出場ベテラン飯塚、同い年のティーンと開会待ちわびる

3日=オンライン 13日に開幕する東京世界選手権代表に決まった「ミズノ」に所属する男子200mの飯塚翔太(34)、男子400mの佐藤風雅(29)、男子やり投のディーン元気(33)の3選手が揃ってオンライン会見を行った。飯塚は、今回が5大会連続6度目の出場となる。「自分が生まれた年に(前回の91年)東京世界陸上が開催され、どうしても走りたい気持ちがあった。チャンスをもらえてうれしい。目標は準決勝でベストな走りをすること」と、同年生まれのディーン元気(33)と34年ぶりとなる東京開催への強い思い入れを口にした。
 ディーンと佐藤は3大会連続での代表に選出。佐藤は代表選考をかけた日本選手権で優勝しながらコースの内側を踏み越えたとして失格となった。そこから約2カ月経過して誤審と判定され一転優勝に。結果が変わった心境について「気持ちは(ゴール直後から)判定を受け入れ、切り替えられていた。世界陸上でしっかり走りたい」と意欲を見せた。
 日本選手権で13年ぶりの自己新(84㍍66で2位)で、ベテランの力を改めて示したディーンは、腰痛や直近の国際大会では親指の爪がはがれるアクシデントにも見舞われた。「毎年何かしらある」と受け入れ、今回の投てきについて「1投目、2投目と早い段階で予選を通ることが大事になる」と、休みなく2日連続で予選、決勝が行われるタフな日程に準備している。

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増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

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