東京世界陸上3日目 男子マラソンはフライングで始まり金・銀が同タイムでゴールの波乱含みに 2時間9分48秒でタンザニアのシンブが金メダル獲得 日本勢では近藤の11位が最高
東京世界陸上3日目モーニングセッション男子マラソン 15日=国立競技場発着 天候晴れ、気温27度、湿度76%(スタート7時半時点) 世界陸上では2013年以来の入賞を狙う日本勢は、35㌔まで先頭集団に近藤亮太(三菱重工)が食らいつきペースが大幅に上がる終盤に入った。ゴール国立競技場に向かって37キロからの厳しい上りで近藤が先頭の揺さぶりに付けずに後方へ。ウガンダのチェランガットが引っ張ってペースは一気に上がり、トラックにはメダル争いでアウアニ(イタリア)、ドイツのペトロル、タンザニアのシンブ3人で壮絶なトラックでのメダルの色争いとなった。ゴール直前でペトロルとシンブが同時にテープを切り、2時間9分48秒の同タイムでシンブが金メダル、ペトロルが銀メダル、アウアニが銅メダルとなった。日本勢では、近藤が2時間10分53秒で11位が最高だった。小山直城(HONDA)は23位、吉田祐也(GMOインターネットグループ)は34位だった(記録は速報値)。


