サッカー日本代表 来年のW杯シミュレーションとなる米国遠征のメンバー25人発表 「アメリカの地に立って雰囲気を想像できれば(来年のW杯に)モチベーションが上がる」自身もアメリカ本土初めての森保監督
28日=千葉県内日本代表強化拠点 9月6日、9日に行われるサッカー日本代表のアメリカ遠征のメンバー25人が発表された。来年のW杯北中米大会のシミュレーションとしても重要なテーマを持った遠征で、アメリカ本土には自身も初上陸となる森保一監督は会見で「アメリカの地に立って雰囲気を想像できればモチベーションも上げていける」と、開催国で試合をする大きな成果をあげ「中2日での(オークランドからコロンバスへ約4000㌔とみられる)移動、3時間の時差(コロンバスが3時間進む)の中で(本番同様の)試合ができる機会。アジャストしながら最高のコンディションを作りたい」とした。
またメジャーリーグが行われているなか、「完全アウェーの中で試合に勝って日本は手強いぞ、と感じてもらえると思う。大谷翔平選手は国民に夢と希望を与えてくれている。私たちサッカーも同じスポーツとして、日本の皆さんに誇りをもっていただけるようにアメリカで全力で戦いたい」と、アメリカでの試合に思いを寄せた。
7月のEAFF E-1選手権に出場していたDF荒木隼人(広島)、DF安藤智哉(福岡)、DF望月ヘンリー海輝(町田)が招集され、アジア予選を突破した後の6月シリーズには呼ばれなかった主力のDF板倉滉(アヤックス)、MF伊東純也(ゲンク)、MF南野拓実(モナコ)、MF三笘薫(ブライトン)、MF堂安律(フランクフルト)、FW小川航基(NECナイメヘン)、FW前田大然(セルティック)、FW上田綺世(フェイエノールト)が遠征に参加する。
この日は25人の発表となったが、ケガでの離脱しているDF冨安健洋(所属未定)とDF伊藤洋輝(バイエルン)、欧州のシーズン開幕直後にケガをしたDF町田浩樹(ホッフェンハイム)、DF高井幸大(トッテナム)、MF守田英正(スポルティング)、MF鎌田大地(クリスタル・パレス)、MF田中碧(リーズ)が招集されておらず、今後、追加招集が行われる可能性もあると監督が明かしている。


