Jリーグ 横浜マリノス 喜田キャプテン誕生日に町田から勝ち点1をもぎとって降格圏脱出 町田は8連勝で小休止
23日=日産スタジアム(32,188人 気温30・4度、湿度う54%) Jリーグ第27節が各地で行われ、度重なる監督交代など今シーズン降格圏内で苦しんで来た横浜Fマリノスが、クラブ最長記録となる8連勝で首位に立った町田をホームに迎えた。マリノスはスコアレスドローながら勝ち点1をもぎ取り降格圏内を脱出。今節で上位勢の鹿島と柏が勝利したため、今節終了時点で首位だった町田は2位に。横浜FMは17位だった湘南に勝ち点で並び(勝ち点25)得失点差で降格圏を抜けた。前節・清水戦から先発3人を変更し、さらに磐田から加入したばかりのFWジョルディ・クルークスが先発した。前半33分には、DFジェイソン・キニョーネスの縦パスからFW植中朝日、FW谷村海那、MF渡辺皓太とつないで展開。これを受けたFW宮市寮がカットインから右足でシュートを放つも決められず、36分には植中のミドルシュートが右に外れチャンスを決めきれないまま後半へ。後半は両チームともに決定機が少なくそのまま試合終了。過密日程のなか強さを見せる町田の連勝は8で止まり、勝ち点1を得た横浜FMが降格圏から脱出した。この日は喜田キャプテンの誕生日。「このチームで、この仲間と、命をかけて戦おうと思えるクラブにいる。それが当たり前ではないと思っている。勝ち点が何よりうれしい。これから積み重ねていきたい」と、表情を変えずに話していた。


