Jリーグ横浜FC 四方田監督と交代する三浦文丈監督が会見「この状況から逃げることは絶対にできない」とオファーに即答 残り試合での巻き返しへ
24日=横浜・保土ヶ谷(LEOCトレーニングセンター) J2降格圏の19位(5勝4分15敗で勝ち点19、得点14、失点30)と低迷している横浜FCの三浦文丈新監督(54)が会見を行い、「横浜FCに関わる者として、やっぱりこの状況から逃げることは絶対できない。(クラブからの打診に)即答しました。残留が目標である以上、やれることは何でもやろう、と意気込んでいる。横浜FCに関わる全ての人の力を集結して目標達成できるよう全力で取り組みたい」と、残り14試合での残留巻き返しへ意欲を語った。得点が大きな課題でトレーニング方式を細分化すると明かし、「信念はぶれずにやっていく。でももしうまくいかなったら、すぐに修正して切り替えていきたい」と、剛柔合わせて再生していく方針だ。
横浜FCは23日、横浜FCを2回昇格させた四方田修平監督を解任し、ヘッドコーチを務めていた三浦氏のトップチーム監督就任を発表していた。三浦監督はFC東京、横浜F・マリノス、アビスパ福岡などでコーチを経験し、トップチームの監督でもAC長野パルセイロ、アルビレックス新潟、SC相模原で指揮を執った豊富なキャリアを持つ。勝ち点の残留ラインは大きく40~43点と設定され、横浜は残り14試合で勝ち点20以上の積み上げが必要と想定される。三浦監督は会見後、「簡単ではない(任務が)けれど、やってやろうという強い気持ちしかない」と前を向いた。


