スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2025年4月 7日 (月)

日本サッカー協会とJリーグがユース世代の強化に協働事業を設立 4月21日からU-22Jリーグ選抜と大学選抜との試合等実施 監督は五輪世代のコーチ・羽田憲司氏、コーは小野伸二氏ら

7日=日本サッカー協会(=JFA 東京都文京区) JリーグとJFAは高校卒業後のポストユース世代の発掘・強化を目的に、Jリーグで出場機会が限られてしまうこの世代の選手にプレー機会を設けるための新たな強化策を発表した。双方が強化を同じプログラムで同時に行うのは初の試みでJリーグとJFAの八咫烏を合わせたロゴマークを作成した。
 第1回は4月21〜22日、U-22 Jリーグ選抜を結成し(8日にクラブとのミーティングで細部を詰める予定)関東大学選抜との練習試合を実施。Jリーグ選抜の監督はロサンゼルス五輪を目指すU-23日本代表と9月に開催されるU-20W杯を控えるU-20日本代表のコーチを兼任する羽田憲司氏が務める。
 記者会見に出席したJFAの山本昌邦ナショナルチームダイレクターは「(森保監督が話している)選手層を厚くするうえでも日本代表トップの23人だけじゃなく、その下に’ラージ100’人(と呼ぶ)トップレベルの選手を分厚くすることで、世界で戦っていけるベースになる」と、選手を発掘する機会として狙いを説明する。またスタッフは羽田監督以下、大谷秀和(柏)、菊池直哉(鳥栖)と今年の「Proライセンス」を受講中のコーチ陣で、指導者の現場でのキャリアを積む場としての狙いもある。
 コーチはほかに、日本W杯史上最年少となる18歳でフランス大会に出場した小野伸二(Jリーグ特任理事)、GKコーチに佐藤洋平、フィジカルコーチに矢野由治、テクニカルスタッフは越智滋之が務める。5月12〜13日には第2回にU-22 Jリーグ選抜と関西学生選抜が対戦する予定で、11月中旬の第3回はU-18 Jリーグ選抜を欧州に遠征させる計画だという。監督以下スタッフは5月、関西で行われる際には新たなメンバーになる。

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増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

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