パリ五輪サッカー男子 日本が山本の決勝ゴールでマリを1-0で下しOA不在の五輪初の8強へ
サッカー男子は27日夜(日本時間28日早朝)、ボルドーで1次リーグ2戦目が行われ、初戦でパラグアイに、5-0と快勝した日本は決勝トーナメント進出をかけて連勝を狙った。試合開始から拮抗した展開となったが、GK小久保玲央ブライアンを中心に 再三のピンチを凌いで我慢を続けた。後半37分、右サイドからの攻撃でFW佐藤恵允 の右足シュートはGKに弾かれたが、そのこぼれ球に 山本理仁が体ごとゴールに飛び込む気持ちのこもったゴールで2試合連続となるゴールでついに先制。アディショナルタイムに川崎颯太のハンドで PKを献上したが枠をはずしそのまま1-0で勝利。イスラエルとの3試合目を残して8強入りを決めた。96年のアトランタ五輪以来オーバーエージ(OA)の選手不在でトーナメントに進んだのは初めて。五輪代表をめぐっては23歳以下の選手、OAの海外組の招集にも拘束力がないため招集が困難になっていたが、大岩剛監督が最後に「23歳以下だけで行く」と決断し、実際に23歳以下だけで編成されたのは日本だけだった。


