スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2024年7月 8日 (月)

サッカー日本代表 森保監督欧州選手権の視察から帰国

8日=羽田空港 サッカー日本代表の森保一監督が6月21日から行っていた4年に一度の欧州選手権(ドイツ各地)視察から帰国し、9月から始まる26年の北中米W杯アジア最終予選に向けて収穫を口にした。現地では10試合を視察。「各国からサポーターが来て、フットボールの熱気を感じ刺激になった」と、日頃の監督業ではなかなか難しい「充電」もできたようだ。
 9月の最終予選の組み合わせ(グループC 日本、オーストラリア、サウジアラビア、バーレーン、中華人民共和国、インドネシア)が欧州視察中に決定。東アジア、中東、オセアニア、さらに進境著しいインドネシアの東南アジアと過酷な移動が大きなテーマとなる組で、中国戦(9月5日、埼玉スタジアム)にスタートする予選についても改めて言及した。オーストラリアは5大会連続、サウジアラビアとも3大会連続と常に最終予選を争ってきた難敵で「運命的な・・・ずっと(予選は)一緒なのかなと思う」と、今大会で変更されたアジア枠の拡大(最大9枠)にも強敵に勝たねばならない厳しさは変わっていないとした。
 欧州では、各国がクラブとは違い代表としての組織力を作る時間のないなか、4年に一度のタイトルをどう戦っているかが9月につながる大きな収穫になったという。「(招集する選手の数と同じ)26通りの戦術で日頃選手が戦っている。(そうした状況下で)練習ができなくても試合をやらなくてはいけない。(代表としての)ベースが非常に重要になる」とした。

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増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

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