Jリーグ 鹿島クラブ史上最年少出場記録(17歳3カ月)を徳田誉が25年ぶりに塗り替えるも、新潟に1-1のドロー町田に勝ち点2差
16日=県立カシマサッカースタジアム(観衆1万5499人) J1第18節が行われ、15日に横浜Fマリノスに勝利を収めて勝ち点を38に伸ばした町田を追う鹿島は、今季負けのないホームに新潟を迎えた。
試合は前半43分、新潟の小見洋太にこぼれ球をヘディングで押し込まれて先制を許してしまう。しかし後半に入る際、藤井to也とチャヴリッチを投入して試合を動かす。するとわずか5分後、交代のマークに戸惑う新潟の間隙をついてその藤井が個人技で左サイドからドリブル突破。エリア手前から右足でシュートを放って早くも同点とした。
しかし時間の経過とともに、ともに天皇杯を挟むなど連戦の疲れもあり鹿島は勢いに乗れなかった新潟に追加点を奪えず1-1で終了。勝ち点2をこぼした形で町田に(勝ち点38)勝ち点2差を許して2位となった。
なおこの試合の終了間際に、トップチームへの昇格が内定している「2種登録」のFW、17歳の徳田誉がJリーグにデビューし(17歳3か月29日)、鹿島での最年少だった野沢拓也氏(17歳7か月30日)を抜いてクラブ史上最年少出場記録を25年ぶりに更新した。