Jリーグ 天皇杯でケガ人4人離脱の町田が中2日で横浜Fマリノスに逆転勝ちで首位堅持 横浜Mは今季2度目の連敗
15日=日産スタジアム Jリーグ第18節が各地で行われ、13位の(2試合分が未消化)横浜F・マリノスと首位・FC町田ゼルビアが対戦した。13日の天皇杯2回戦で筑波大にPK戦まで持ち込まれて敗れ、しかもケガで4人の離脱者が出てしまった緊急事態の町田と、同じく天皇杯で(対FC岐阜)PKまでもつれて勝利したマリノスと、ともに中2日で体力的には厳しいコンディションのチーム同士の対戦となった。
前半14分、先発を全員入れ替えた町田は、12試合ぶりに先発した横浜MのFW・宮市亮に今季初ゴールを奪われ難しい展開で試合をスタート。しかし前半43分には、DF昌子源がゴール前のボールに合わせて同点ゴールを決め前半1-1で折り返す。後半、ボ―ルを積極的に奪うと12分には13日夜にパリ五輪を目指すU23代表のアメリカ遠征から帰国したばかり(MF平河悠もU23代表)のFW藤尾翔太が逆転ゴールを奪い、その4分後にはFKのチャンスにMF下田北斗が左足で直接決めて3-1と、コンディションもメンバー構成も厳しい中で町田が大きな逆転勝利をおさめて勝ち点3を積み上げた。
一方、横浜Mは6月1日の鹿島戦(2―3)に続き敗退、今季2度目の連敗となった。