アジアチャンピオンズリーグ決勝1STレグ マリノスがホームの声援を受け逆転、2-1で王手をかけて※26日(訂正)のアウェーへ
11日=横浜国際総合競技場(観衆53704人) 横浜FマリノスはAFC(アジアサッカー連盟)チャンピオンズリーグ(ACL)決勝ファーストレグでアルアイン(UAE)と対戦し、前半12分にアルアインの鋭いカウンター攻撃を受けて失点(ゴールはアルバルーシ)、逆転を狙う展開となった。前半30分には、中盤のパスを奪われ右サイドでのカウンター攻撃を受ける。エリア右からパラシオスに右足で強烈なシュートを打たれ、マリノスのGKポープ・ウィリアムの股を抜かれるシュートで2点目が入ったかと思われたが、これはVARによってオフサイドとなり2点目は免れた。運に押され同点ゴールを狙いに行くが、37分エドゥアルドがケガでプレー続行を断念、渡ゴールひだ辺泰基が交代した。
前半10本のシュートを打ちポゼッションも上回るなど(63%)優位に試合を進めているようで、アルアインのカウンターに苦戦する展開に。後半に入ってもゴールを割れなかったが、アルアインの足が少しずつ止まり始めた27分、ヤンマテウスがエリア右から左足でクロスを上げる。ゴール前でノーマークになっていた植中朝日が体をひねって、ゴール左下にヘディングを叩きつけて同点とした。攻勢をかけるマリノスだが、ゴールを奪った植中が足がけいれんしたようで担架で外に。山根陸と交代し、同時にナムテヒと榊原彗悟が交代。アルアインは動きが緩慢になり、40分、後半16分に喜田拓也と交代して入った渡辺皓太が、右からヤンマテウスが入れたクロスをボレーシュートにした宮市亮のシュートコースを変えてこれがゴールに。逆転に成功し、そのまま守り切ったマリノスが2-1で優位なスコアで1週間後、18日のUAEでのアウェーに臨む。


