スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2024年2月23日 (金)

なでしこジャパンパリ五輪出場権をかけて24日の北朝鮮との第一戦に 公式練習は冒頭15分で非公開に

23日=サウジアラビア-ジッダ 気温32度、湿度46% パリ五輪出場権をかけて24日現地午後4時(日本時間同日午後10時)に北朝鮮と対戦するなでしこジャパンが試合会場のプリンス.アブドウラ.アルファイサル.スタジアムで公式練習に臨んだ。現地で本格的には3度目のトレーニングとなる。北朝鮮で行うアウェーが試合4日前に第三か国に急きょ決まるという異常事態で、この日は各スポンサーの看板がようやく搬入され準備も突貫工事に。

チームは予選を勝ち抜く五輪としては(東京五輪は開催国枠)12年ロンドン以来の大一番に挑む。午前中には試合の運用ルールを決めるミーティングが北朝鮮チームも出席して行われ、暑さを想定して飲水タイムの設置、また当日の気象条件でWBGT指数、いわゆる暑さ指数によってクーリングオフタイムをもうけるなどが話し合われたという。VARの導入はない。

練習後、池田監督の会見、北朝鮮チームの練習よ会見も行われる予定。

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増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

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