「負ける可能性もあった試合だった」田嶋幸三JFA会長試合後コメント 急転直下のジッダ開催には「言うべきことは言い、顛末ははっきとさせる」
ドバイで行われているビーチサッカのW杯のためドバイからなでしこジャパンの視察に駆けつけた田嶋会長は試合後、なでしこジャパンのコンディションが悪かった点を指摘。「負ける可能性もあった試合。引き分けで、(次の国立競技場で)両チームのいいところが涼しい環境で出せる楽しみな試合になる」と話した。
また試合直前まで北朝鮮のホームとなっていた第1戦が決まらず、4日前になって両国にとってもっとも遠く気象条件も大きく違う中東が指定された経緯について協会は最終予選中との配慮から明らかにしていない。田嶋会長は「ちゃんと言うべきことは言う。ことの顛末というか、どうするか、交渉の全てに関わったわけではないがはっきりさせたい」と、そもそもパリ五輪の最終予選のレギュレーションをホーム&アウェー2試合での決定としながら、AFC(アジアサッカー連盟)と北朝鮮の交渉でサウジアラビアで行わざるを得なくなった経緯も日本側として明確にし、今後説明をする方針を示した。