パリ五輪をかけたなでしこジャパン 高橋のゴールで北朝鮮に先制して後半へ
28日=国立競技場 なでしこジャパンはジッダでの第1戦から、左サイドを初めて務め健闘を見せたが終盤で足がつってしまった古賀を北川に、FW植木を上野に代えて、さらに熊谷を最終ラインに下げる形で布陣もメンバーも変えて臨んだ。初戦と同じく、5人を最終ラインで揃える北朝鮮の堅いDFに序盤は苦しみながら、25分、田中がファールを受けてFKを獲得する。
先発に起用された北川が左足からゴール前にボールを供給すると左にいた上野がこれを頭で折り返し、田中がヘディングシュート。相手GKはこれを弾くがバーに当たって、これぼれたボールにゴール前まで詰めていたDF高橋が飛び込んで左足でゴールを奪った。この試合で先発に起用された北川、上野がゴールに絡む起用も当たった格好で、1試合目から続いた無得点は114分でようやく均衡を破った。前半、絶好の時間に先制し勢いを持ったなでしこが2試合合計で優位に立って後半に向かう。北朝鮮は第1戦で日本を苦しめた主力をベンチからスタートさせており、後半逆転を狙ってくる。


