日本サッカー協会の文化創造拠点「blue-ing」が東京ドームシティ内に完成、内覧会 23日にグランドオープン
21日=東京ドームシティクリスタルアべニュー内 日本サッカー協会が文京区湯島のJFAハウスから移転したのを機に、ビル内にあった「サッカーミュージアム」も一新され、東京ドームシティ内に「blue-ing」が新設、お披露目された。サッカー体験施設として、「JFA(日本サッカー協会)文化創造拠点」がコンセプトに。サッカー従来の展示品とともに最新技術を駆使した「ディスカバリーゾーン」(有料エリア、大人1800円)と、カフェ・バーやショップを併設した「パークエリア」の大きく2つのスペースで構成され、一部のコンテンツは筑波大デジタルネイチャー開発研究センター、落合陽一・同センター長が参画しAI(人口知能)も駆使した新たな楽しみ方も提供する。23日にグランドオープンする。
JFAハウス内に置かれた「サッカーミュージアム」は03年12月の開業から今年2月の閉館まで19年間で71万人が入館した。当初予測していなかった修学旅行のコースにも取り込まれるなど大きな広がりを見せた。21日は、日本代表・森保一監督、なでしこジャパン・池田太監もトークイベントに参加し、ともに最新の展示方法に「サッカーをする、見る、支える、だけではなく、色々な方々にサッカーって何だろう、と楽しみ方を知って頂ければ日常の活力になる」(森保監督)「ひとつの文化の発信拠点になる」(池田監督)と期待を込めていた。


