Jリーグ 26~27シーズンからの移行を決定 J30年で新たなステージへ 8月に開幕し5月閉幕を想定「Jリーグを世界と戦う舞台に」野々村チェアマン
19日=都内 Jリーグは理事会を開き、26~17シーズンにシーズン移行を行うと決定し、現時点の課題については今後も継続して審議をしていく方針。現在は2月に開幕しているが、これを26年8月1週頃に開幕とし、12月2週頃から2月の3週、もっとも寒く降雪が予想されるこの時期を「ウインターブレーク」期間として中断、再開後、27年5月最終週をめどに閉幕となる。
シーズン移行を巡っては、過去にも日本サッカー協会と協議しながら実現しなかった。しかし、ACL(アジアチャンピオンズリーグ)が秋春制に移行したために議論を再開。夏の異常気象による選手の健康問題や、欧州の移籍マーケットにもフィットしたスケジュールといったサッカーの発展、また国際化を争点にしここまで議論してきた。野々村チェアマンは、ここまで500人もの人々をコミュニケーションを取ったことを明かし、世界と戦う舞台にJリーグを変えて行くとのコンセプトでシーズン移行を捉えたとし「日本における夏場のパフォーマンスの低下を変えていかなくては」と、コメントした。