スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2023年12月30日 (土)

なでしこジャパン24年パリ五輪アジア最終予選のアウェーは平壌・金日成競技場に決定 ホームは国立競技場(2月24,28日) 

2月24日にパリ五輪アジア最終予選で五輪切符をかけて北朝鮮と対戦するサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のアウェー試合会場が、北朝鮮・平壌の「KIM IL SUNG STADIUM」(金日成競技場)で行われるとAFC(アジアサッカー連盟)が発表した。同競技場の収容人数は約5万人、一年でももっとも冷え込みの厳しい時期だけになでしこにとって過酷なアウェーとなる。28日のホーム戦は国立競技場で行われる。
パリ五輪の切符はアジアでわずか2枚。日本と北朝鮮、オーストラリアとウズベキスタンの4カ国でそれぞれ勝った国が出場権を勝ち取る。なでしこジャパンは16年のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選で敗退し、12年のロンドン五輪で銀メダルを獲得しながら五輪に出場できなかった。20年東京五輪(開催21年)は開催国枠での出場だったため最終予選を勝ち抜くのは12年ロンドン五輪以来となる。
現在、中断期間などで一時帰国中のなでしこジャパンメンバーのうち、熊谷紗希主将、DFの
南萌華らは千葉県内で自主トレを
行なっていた。

 

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増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

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