サッカー日本代表・森保監督 アジア年間最優秀監督賞に「できればW杯出場を副賞に・・・とスピーチを考えたらスピーチがなかった(笑)」と幻のスピーチを成田空港で披露
11月1日=成田空港 10月31日に、カタールのドーハで行われたAFC(アジアサッカー連盟)の年間表彰式で、昨年のW杯でドイツ、スペインを破って16強入りした実績を評価され初めて最優秀監督に選ばれた森保一監督(55)が帰国し、成田空港で取材に対応した。最優秀ユース賞は男子がFC東京のMF松木玖生、女子はチェルシーのMF浜野まいかが受賞。監督は「日本がアジアのサッカーをけん引している。本当に光栄で名誉。ただスタッフ、選手と一丸となってハードワークした結果で頂いた賞。感謝したいし、チームとして喜びたい」と、控えめに喜びのコメントを発した。最優秀監督賞のトロフィーを持って記念撮影を求められたが選手、スタッフへ「自分が代表して賞を受け取りに行った」(監督)との思いや、また今月から早くも厳しいW杯アジア2次予選が始まるタイミングを想定してなのか、表情を緩めることはなかった。
実は、表彰式に臨むにあたって受賞スピーチを考えていたという。
「できればご褒美としてW杯出場を副賞でいただけたらと思いますけど…まあ、そこは自分たちでつかみ取っていきたいなと思います、とスピーチしようと思っていたら(受賞)スピーチ自体なかったです」と、成田空港で幻の受賞スピーチを披露して取材陣を笑わせた。
1日は、女子日本代表「なでしこジャパン」がアジア2次予選でベトナムと対戦(2-0で勝利し最終予選に進出)。10月29日の同ウズベキスタン戦では前半15分で2-0とリードした後、最終予選での対戦相手のオーストラリアとの組み合わせを回避する目的から、残りの75分間で9割ボ―ル保持をしながら追加点は狙わなかった。あらゆる可能性を想定しての勝利と池田太監督は説明したが、試合展開には賛否両論が湧く。森保監督は自らこの件にも触れ、「勝って当たり前、という試合を勝つのは本当に難しいしこと。正々堂々と戦う日本の良さと、勝負にどうやって勝っていくか、勝つ可能性を高めるというのをやっていけるというのも日本のサッカーの進歩だと思う」と、池田太監督の判断を後押しした。
昨年11月1日には、カタールW杯に向けて代表選手を発表した。「あっという前の1年でした。W杯がまだ続いている気持ちでいます」としみじみとかみしめていた。


