Jリーグ 逆転Vを狙う横浜Fマリノスは新潟と激戦もスコアレスドロー 「全てを出し尽くした試合、今は空っぽだ」マスカット監督
24日=日産スタジアム(34,335人)日本代表戦を挟んで中断していたJ1リーグは33節の2試合が行われ、逆転優勝に望みをかける横浜Fマリノスが、ホーム最終戦に新潟を迎え0-0のスコアレスドローで引き分けた。これで勝ち点1を積んで64としたものの、あす、同65の神戸がホームで名古屋を下すと勝ち点は68となり、最終節を待たずに神戸の優勝が決まる。神戸が引き分け以下の場合は、最終節に優勝の行方は持ち越される。ケビン・マスカット監督は試合後の記者会見で、
「今は空っぽです。フラストレーションやほかの感情もあるが、選手たちが全てを出そうとし、実際に出し切り、勝つために全力を尽くした。今の感情を表現するのは難しいが、空っぽ(フラット)だ。笛が鳴った瞬間から勇敢に選手がプレーをし、常に勇気を持っていた。望んだ結果にはならなかったが、選手たちを誇りに思っている。今年1年、持続性という点で大変充実した戦いを続けたと確信する」と選手を称えた。