7位FC東京1カ月ぶりの「ホーム」で2点ビハインドから追い付く 塚川がJ初ゴールと2点もドロー
3日=味の素スタジアム(観衆2万9034人)8月以来のホーム戦となったFC東京(7位)は、2位(暫定)の横浜FMをホームに迎え、6得点をあげて勝利した前節の柏戦からの連勝を狙った。一方、8月7日以来のJリーグとなる横浜Fマリノスは、ルヴァン杯とAFCチャンピオンズリーグ両方を8月に落としてしまい、心身の疲労が厳しい状況。しかし前半40分、横浜は右CKから、ゴール前でフリーになった岩田 智輝が流れてきたボールを押し込んで先制すると、畳みかけるように終了間際の45分には左サイドからのクロスに、仲川輝人が走り込んで追加点を奪い、2-0と、前半終了間際の効果的なゴールでリードを奪い後半へ入った。
マスカット監督は、「(久しぶりの)ホームで応援を受けたFC東京が反撃の力を見せてくるに違いない」と、後半に向かって選手たちに厳しい45分になると示したという。
監督の予想通り、後半立ち上がりからFC東京が詰めの早い守備で横浜にプレッシャーをかける。8分、FKのこぼれ球を拾った塚川孝輝が、Jリーグでのキャリア初ゴールを決めると、アルベル監督は、アダイウトン、ルイス フェリッピ、松木 玖の3人を一気に交代。攻撃的な交代のメッセージにマリノスを上回る走りをで63分、またも塚川がCKからヘディングシュートを決め、同点とした。その後は、気温26度、湿度65%と決して好コンディションではない条件下で、両チームは運動量を落とさずに走り続け3点目を奪いに。見ごたえのある激しい攻防のなか、2-2のドローで終了した。