J2ジュビロ磐田 水戸に3-1で勝利し19年以来3季ぶりのJ1復帰決定
14日=ケーズデンキスタジアム水戸(4574人) 昇格、優勝争いがかかるJ2終盤戦、首位の磐田がアウェーで19年以来3季ぶりのJ1復帰を果たした。前節、2位の京都とホームで好ゲームを展開し3連勝15戦負けなしとした磐田はその勢いのまま、前半から主導権を握り12分には、京都戦でJ通算400試合を達成した37歳のベテラン、DF・大井健太郎がヘディングで先制点を奪って優位に。15分にも、中央の突破から最後は大森晃太郎が決めて早くも2-0とした。水戸は前半に交代カードを切ったが前半は磐田が2点リードして折り返し。後半立ち上がり、中盤からスルーパスに抜け出した磐田のFW・ルキアンがDFとの1対1を制して右足でゴールを決め、3-0とした。ルキアンはこれで今季22点目とゴールランキング首位を固めた。
後半、水戸の反撃にオウンゴールで1点返されるも最後まで集中力を保ち3-1で勝利。勝ち点を86に伸ばして自動昇格圏内の2位以内を確定。昨年6位と昇格できなかった1年間、また今季も開幕から2連敗するなど苦しかったシーズンを経て、19年以来のJ1復帰を果たした。鈴木政一監督は体調の検査入院のために戦列を離れていたが、13日に退院。この日は自宅で見守り、服部年宏ヘッドコーチが指揮を執った。