スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2021年5月29日 (土)

「取れるだけ点数を取りたかった」最後まで貪欲にゴールを目指した大迫勇也 代表史上3人目の2試合連続ハットトリック

前半だけで3ゴールをあげ、後半(2点)も運動量を落とさずに貢献し続けた大迫勇也は、3月のモンゴル戦でのハットトリックと合わせ、国際Aマッチ2試合連続ハットトリック達成となった。1試合5得点は史上5人目で、2試合連続ハットトリックは釜本邦茂、高木琢也に次いで日本代表史上3人目の記録となる。大迫は「試合前から取れるだけ点数を取りたいと考えていた。本当にまわりに感謝している。しっかりといいパスが来たので」と試合後話した。これでA代表での通算ゴール数は23となり、高原直泰に並ぶ歴代10位タイに。この日は、1トップで2列目の南野、鎌田、伊東らと厚い攻撃を見せ、最終予選に向けて、充実した連携の質も示した。次戦は(親善試合)ジャマイカと対戦する。

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増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

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