神戸イニエスタ 37歳の誕生日に契約2年延長を発表「周囲に大切にされている、と感じられた。そしてこの挑戦に今もワクワクしている」延長理由を明かす
11日=オンライン J1ヴィッセル神戸のイニエスタと、三木谷楽天社長でヴィッセル会長が都内で会見を行い、同選手の契約を、新たに2年間延長し2023年までにすると発表した。2018年5月、ヴィッセルへの移籍をした際、「新しい歴史を日本、アジアで作りたい」との希望を口にしており、今回は、延長に際してコロナ禍に配慮した内容で、契約延長を行ったと三木谷氏は明かした。11日、37歳の誕生日を迎えたイニエスタは、「3年前、ここ東京でエキサイティングなプロジェクトを発表した。新たな挑戦は、私と私の家族にとって本当に大きな1歩で、苦しく大変な時期も共に乗り越え、天皇杯の優勝、ACL出場を達成できた。神戸の関係者、チームメイトと、ファンの皆さん、愛情とリスペクトを持って受け入れてくれて感謝している。このプロジェクトに大きなモチベーションを感じている」と冒頭であいさつ。「回りから大切にされていると感じることが大事だ。3年前の熱い思いで、この挑戦に臨みたい。このプロジェクトに、あと2年間取り組めることに今はとてもワクワクしている。日本の皆さんにも家族を代表して感謝したい」と話した。契約調印式も壇上で行った。
2019年は天皇杯JFA第99回サッカー選手権大会で優勝し、クラブ史上初のタイトル獲得に貢献。今シーズンは昨年12月に右大腿直筋近位部腱断裂した影響で調整が遅れたが、5月1日のJ1リーグ広島戦で初出場を果たし、ここまで公式戦3試合に出場している。