Jリーグ緊急事態宣言下での開幕 昨季優勝の川崎Fが家長の2得点で横浜Fマリノスに快勝(2-0)
26日=等々力陸上競技場(4868人=緊急事態宣言下のため上限5000人)Jリーグは、昨シーズン圧勝した川崎フロンターレと横浜F・マリノスの「神奈川ダービー」で、29年目のシーズンが開幕した。昨年はコロナ禍で降格なしとなるレギュレーションの変更を余儀なくされ、今季J1は徳島ヴォルティス、アビスパ福岡が昇格し史上最多の20クラブでシーズンが争われる。シーズン終了後には4チームが降格する。昨季に続き交代枠は5人、さらに脳しんとうによる交代も1人認める試行ルールを適用する。また昨年は使用を中断した「VAR」(ビデオアシスタントレフリー)も再度導入される。
試合は前半21分、ペナルティエリア内で川崎の山根視来がヒールで後方にパスを流し、家長昭博がこれを左足ボレーでたたき込んで先制。昨年のリーグ戦、20日の富士ゼロックス杯に続き、圧倒的な攻撃力でマリノス陣営にたたみかけた。前半43分には、田中碧のクロスに家長が頭で合わせて2点目。前半で2-0と試合を優位にした。
後半、マリノスも反撃するが、交代カードを切ってそのまま2-0で川崎が勝利し、開幕戦勝ち点3を手にした。