Jリーグ年間表彰「Jアウォーズ」川崎から史上最多9人が選出 MVPは得点王のオルンガ
22日=オンライン Jリーグ年間表彰「2020Jリーグアウォーズ」が初めてオンラインで行われ、今年のMVPには28得点をあげ得点王のタイトルも獲得したマイケル・オルンガ(26=柏、ケニア出身)が輝いた。柏レイソルからの得点王は初の栄誉で、アフリカ勢出身の得点王も初めてとなった。オルンガは「柏として、アフリカ選手として初のMVPというのも本当にうれしい。(今回の受賞で)海外にもいい影響を与えたいと願っている。アフリカの選手がもっともっと日本に来てほしいと思う。2018年夏に来日した際は、柏も難しい状況にあり、1年目はとても難しくフラストレーションがあった。しかし、サポーターの力もあり責任感が生まれ、色々学び、ピッチ内外で、日本の文化も理解し、それらが成功の物語につながった」と来日から2年を振り返って感慨深そうに話した。ベストイレブンは、オルンガと、FW エヴェラウド(鹿島、今季18得点)以外、今季、勝点83、得点88、得失点差+57はいずれも歴代最多記録を達成して圧勝した川崎フロンターレから9人が受賞。史上最速優勝を含め、史上最多9人がベストイレブン受賞と、コロナ禍で苦しんだ特別な年に新たな歴史を刻んだ。筑波大出身ルーキーの三笘は、J1・18クラブの監督、選手による優秀選手賞(33人)では238票と、オルンガの225票を上回ったが、村井チェアマン、原・副理事長らによる選考委員会の投票でベストイレブン、MVPが決定。
【ベストイレブン】数字は受賞回数
GKチョン・ソンリョン(川崎)②(2018年)
DFジェジエウ(川崎)初 谷口彰悟(川崎)②(2018年) 登里享平(川崎)初 山根視来(川崎)初
MF家長昭博(川崎)②(2018年) 田中 碧(川崎)初 三笘 薫(川崎)初 守田英正(川崎)初
FWオルンガ(柏)初 得点王も初受賞 エヴェラウド(鹿島)初