JリーグとDAZN 2年延長し2239億円の新たな契約を締結 ウイン・ウインの関係強調
25日=オンライン会見 サッカーJリーグとスポーツ動画配信「DAZN」が、従来2017年から26年までの10年で結んだ契約を2年延長し、2017年から28年までの12年2239億円の契約を締結したと発表した。26年までの10年契約で約2100億円とレベニューシェア(成功報酬型)とする内容だったが、コロナ禍で当初の成長戦略の実現が困難となった点などを踏まえ、契約期間を2年延長して全体の契約総額を2239億円に見直した上で、新たなレベニューシェアのルールを導入する。両者は、共同でオンライン会見を開き、Jリーグ・村井満チェアマン(61)は「新型コロナウイルスが拡大する兆候が見えた第2節から中断を余儀なくされたが、この状況からJリーグとDAZNは計画修正の議論をずっと一緒に続けてきた」と継続的なコミュニケーションを説明し、契約金を12年間で平均した際に「クラブの均等分配金を維持できる見通し」と明かした。また、DAZNグループのジェームズ・ラシュトンCEO(41)もオンラインで参加し、「(この契約は)両者の成功を作り上げていくものとなる。関係がさらに強固となったことを非常にうれしく思う」と、ウインーウインの関係を強調した。