スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2019年9月20日 (金)

ラグビーW杯開幕 日本はWTB松島3トライの活躍でロシアに30-10で好発進 4トライでボーナスPも獲得

20日=東京(味の素)スタジアム(調布市) 4年に一度のラグビーW杯がアジアで初めて開催され、世界ランキング10位の日本は1次リーグA組でロシア(同20位)とのオープニングゲームに臨んだ。ロシアキックオフで始まったが、キックオフボールをこぼして攻め込まれるなど立ち上がりは動きが固く、ロシアに先制を許して7-0から追う展開となった。前半はWTB松島幸太朗(26=サントリー)の2トライで12-7と逆転で終える。後半は一転して日本が先制して優位に。4分にはゴール前で獲得したPGを田村が決めてリードを広げ、さらに7分にはFLラブスカフニが右サイドを独走しトライ、20-7とした。22分にもPGを決めて23-10と試合を決め、28分には松島がトライ、さらにSO松田のコンバージョンも決まって30-10とし、4トライ(松島3T、ラブスカフニ)を奪いボーナスポイントをも獲得した(7点差以内の敗戦も対象)。各組2か国が決勝トーナメントに進出、日本はアイルランド、サモア、スコットランドと同組。28日には世界ランキング1位のアイルランドと対戦する。今大会、2015年大会では3勝しながら果たせなかった決勝トーナメント進出、初の8強を目指す。

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増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

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