2026年10月11日 (日)
11日=味スタ(観衆18233人) J1第9節が行われ、広島は後半立ち上がり、交代で入ったMF松本泰志に続きFW鈴木章斗がゴールをあげる迫力あふれる攻撃を展開、2-0とした終了間際にはFW浅野拓磨が10年ぶりとなるJ1出場を果たし公式戦5連勝で柏に迫る2位に浮上した。
開幕から試合前まで未勝利で19位に沈む東京ヴェルディは、先週の代表ウイーク中に城福浩・前監督との契約を解除、9日に相馬直樹・新監督を迎えて今季初勝利を狙った。システムを4バックに変えて強度をあげた。
前半、広島はパスを展開してヴェルディを動かし、スプリントなど1対1の局面で強さを見せるヴェルディと互角の対戦に。スコアレスドローで入った後半、広島は3人交代のカードを一気に切って試合を動かす。そして交代で入った松本泰志がエリアの手前で右足からコントロールして放ったシュートが右上隅に決まって先制、交代選手の起用が立ち上がりで的中し勢いを付けた。
さらに13分には、東京VのDFのクリアを鈴木彰斗がエリア内で胸で止めて左足でバウンドさせたコースでゴールを奪って2-0に。鈴木は今季7得点目で得点ランキングも単独3位に浮上した。
5日まで行われた2週間の日本代表活動4連戦で初招集された中野就斗、追加招集された荒木隼人2人についてガウル監督も「とても自信を持ってプレーしていた」と勢いをもチームにもたらすプレーで広島が2-0で完封勝ちを収めた。
ラリーガ「マジョルカ」から今夏10年ぶりに広島に復帰した浅野は後半36分鮎川と交代でピッチに。復帰後もケガで調整に時間を要したが、「(広島が)強いのは当たり前だが、ここまでいい状態でチームが来ているので雰囲気も凄くいい。そこに自分が入り、もう1段階あげられるように頑張りたい」と話していた。
この日は森保一日本代表監督も視察し、浅野の復帰を「元気に出ていた。存在感を見せて欲しい」とエールを送った。
ヴェルディはこれで、Jクラブ60で唯一の9戦未勝利で19位から最下位に転落した。試合後、城福氏の交代から実質2日で試合に臨んだ相馬監督は会見で「リスタートの試合を一緒に戦ってくださったサポーター、ファンの皆さんにありがとうございました、と先ずお礼を御伝えしたい。時間のないなか、選手は前半から戦う姿勢を見せてくれた。正直、(2日の準備で)なかなか自分が動き切れなかった。個々のキャラクターをもっと活かさなくていけない。(未勝利の状況と)しっかり向き合って最初の白星を早く勝ち取る」と、厳しい状況での就任に自らにも強く言い聞かるかのようだった。相馬監督がJ1で指揮を執るのは2021年の鹿島以来5年ぶりで監督としては昨年のJ3鹿児島ユナイテッドFC以来となる。
次戦は17日、味スタでFC東京とのし烈な「ダービーマッチ」となる。
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2026年10月 5日 (月)
5日=国立競技場(観客61812人) 2週間で最大4試合を組める方式に変更された代表ウイークで、日本代表(FIFAランキング17位)にとって最終戦となるキリンカップニュージーランド(FIFAランキング86位)戦が行われ、日本代表が2対1で勝利し同杯では15年ぶり、森保一監督指揮下で3つ目(東アジア選手E1で2度優勝)のタイトルを獲得した。
キリンチャレンジで初戦、ウルグアイ(3-1)、2試合目ベネゼエラ(2-0)、カップ戦に入って初戦のエクアドルにPKで勝って決勝に進出。スタートには右に中野就斗、左に鈴木淳之介、伊藤洋輝、4試合連続で先発となった瀬古歩夢の4バックで臨んだ。
ニュージーランドは逆に従来の4バックではなく3バックへ変更しており、相手のブロックを崩せるか3試合とはまた違う相手となった。前半28分、右サイドに入った中野からチャンスが生まれる。久保がエリア右のゴールライン際で粘って中野に折り返す。中野はこれをゴール前への浮いたボールを送るとファーでDFを交わした上田綺世が左足でシュート。上田は日本代表47戦22ゴールとし中山雅史を抜いて単独歴代13位のゴール数となった。
しかし直後の32分、前田大然のパスが相手に渡ってしまうミスからージーランドのカウンターを受け、右サイドの中野が戻り切れずフリーにしてしまい失点。同点のまま折り返す。
後半もメンバー交代はせずにスタート。19分に森保監督は久保と田中碧、伊東純也と中野、中村敬斗と前田と3枚のカードを切ってシステムも3バックに変更する。左に中村を置いたことで攻撃にスピードを加わえる。26分、狙い通リ中村が左サイドでエリア内まで深く切り込み左足で速いクロスをグラウンダーで送るとこれに右から走り込んだ堂安が右足でシュート。2―1と逆転に成功した。
試合はそのまま2-1で終了し、森保監督指揮下で3つめのタイトルを獲得し監督の8年の任期の国内ラストとなる試合を締めた。日本代表の次の活動は11月、シンガポールでのブラジル、パラグアイとの国際試合となる。
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2026年10月 3日 (土)
3日=豊田スタジアム(観客3万86人) アジア大会サッカー男子決勝が行われ4大会ぶりの金メダルを狙ったU―21日本代表は、U―23韓国代表に0-1で敗れ銀メダルとなった。韓国は4連覇を達成。
準決勝ではウズベキスタンと延長、PKと厳しい試合を掴んだ日本と、日本よりも試合数が1試合少なくすべて90分の試合で勝ち抜いてきた韓国の決勝はコンディションがひとつのポイントに。そのためかともに慎重な試合の入りとなる。
日本はボールを動かし9分にはCKを獲得。キッカーの佐藤からのボールに岡部がエリア内でヘディングシュートを打ったが韓国にブロックされた。
早々の24分にはアクシデントに見舞われる。ンワディケが相手との接触プレーの後足を痛めてピッチに倒れ込み、そのまま担架で運び出される不運に。20分と早い段階のため交代選手のアップが十分ではなく、日本が1人少ない状態で試合が再開されンワディケに代わってFW福永裕也がピッチに入ったが、前半で想定外の交代カードを切ることになり最前線のFWを失う苦しい状況になった。
前半は日本のシュートが3本、韓国が2本と決定的なチャンスを生めずにスコアレスドローで終了。
後半は開始から勢いをもって攻め、3分にはFW福永、同10分と同15分にはMF横山がシュートまでいくが枠外となる。また守備でも球際の激しさで韓国に好機は与えなかったが16分、左サイドを破られこぼれ球を押し込まれて先制されてしまった。
その後は、海外組のMF石渡らを投入しチャンスは作ったが決めきれず0-1のまま終了した。
試合後大岩剛監督は、「非常に悔しい試合。攻守において相手をコントロールすることができなかった。個人としても、チームとしてもこの悔しさを次の目的につなげていきたい」と、前を向いた。大岩監督の指揮下で11月にはスペイン遠征をおこなう。
またこの日キックオフ前に届いた清商のサッカー部監督で恩師の大滝雅良氏(享年75)の訃報について質問を受けると長い沈黙の後、涙をこらえて言葉に詰まった。「非常に残念な気持ちでいます。1カ月前くらいに会うことができて・・・先生にお世話になったOBがたくさんサッカー界にはいる。自分も指導者の端くれとしてとして、(大滝氏に)影響をすごく受け清商時代の思いが指導者としての礎になっている。OBたちが引き継いで少しでも(いい報告を)届けられたらいいと思っています」と心から哀悼の意を表した。
国旗掲揚でトラブル 男子サッカー決勝の表彰式では金メダルを獲得した韓国の国旗が上がらないトラブルが起きた。選手たちも国歌の演奏とともにあがる国旗に注目していたが、手動のためなのかロープを引っ張っても上がらず演奏後に掲揚されてしまった。サッカー会場からの報告でコメントなど組織委員会がどこまで対応するか24時時点で不明。
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