2026年9月11日 (金)
10日=東京港区 JPFA(日本電動車椅子サッカー協会)が都内で会見を行い、10月17日からアルゼンチンのブエノスアイレスで開催される「FIPFAパワーチェアフットボールW杯2026」(10カ国出場)に臨む日本代表メンバー8人を発表した。JPFAは、日本障がい者サッカー連盟8団体のうちの1つで日本はW杯に5大会連続出場。07年の第1回東京大会ではこれまで4大会で最高位の4位に入り、11年パリ(5位)、17年フロリダ(5位)、前回のシドニー大会は7位と、今回は4位を上回る成績を目指す。名越直監督は「メンバーはシンプルに最強のベストメンバーを選んだ」と8選手の実力に信頼を寄せる。
前回大会に続き出場する三上勇輝主将(FCクラッシャーズ)は「このユニホームの八咫烏(やたがらす)を誇りに一戦一戦全力で戦いたい」と、日本サッカー協会とマーケティングでも連動して日本代表と同じユニホームを着用できるようになった思いを口に。日本障がい者サッカー連盟の会長に就任して10年をかけてこうした「全カテゴリ―同じ代表ユニホーム」の実現に奔走した北沢豪氏(58)は会見で「今年W杯(北中米大会)が終わったあとで国民は(代表のサッカーに対して)意識高く見ているのではないかと思う。世界との対戦でこの競技の激しさ、選手たちのプレーとも非常に期待できる大会になるのでは」とエールを送った。
W杯は10カ国での総当たり戦全9試合を消化するハードな日程で上位4チームが準決勝に進出。三上主将は日本の持ち味を「緻密なセットプレーやユーティリティー」と強調する。
同競技は男女混合(GK含み4人)で行われ、重度の障害を持つ選手が指先のコントローラーを使って車いすを操り、車椅子に取り付けられる「フットガード」と呼ばれる取付け部分で直径32・5センチのボールを争いゴールに繋ぐ激しいもの。三上主将は「緻密なセットプレーやユーティリティー性を上げてきた」と日本の持ち味を強調した。
同競技は重い障害のある選手たちが、専用の電動車椅子を操作して行う男女混合4人制(GK含む)のサッカー。足元に取り付けたフットガードで直径約32・5センチのボールを「蹴る」ため時速10㌔になるスピードやスピンの迫力が魅力(前後半20分でプレー)。
今大会は日本からの渡航ではもっとも長い国のひとつ、アルゼンチンで行われるため30時間以上のハードな移動が想定される。重度の障害のために呼吸器を使用する山田貴大(レッドイーグルス兵庫)と永岡真理(横浜クラッカーズ)の2人もメンバー入りしているためドクター、看護師、理学療法士、またトレーナー、などかつてない厚い体制で選手たちをサポートする。
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2026年8月26日 (水)
26日=日産スタジアム(観衆7328人) 天皇杯の2回戦が行われ各地でJクラブが登場するなか、リーグ連敗中のJ3福島はJ1横浜F・マリノスと対戦し最小失点の堅守を見せながらも0-1で敗れた。カズ(三浦知良=59)は出場しなかったが、前半30分過ぎからアップを続け、その姿を追う「KAZU」ユニホームを着用したファンたちの姿も多く見られた。
マリノスは先週末の神戸戦から先発メンバー6人を交代して臨み、前半35分、諏訪間のヘディングが味方に当たってコースが変わる運も味方に先制。これを守り切った。マリノスはこれで、15日の清水戦、神戸戦に続き3試合連続での1対0と勝負強さを見せている。
試合後は横浜M、16歳の大型ルーキーMFの三井寺眞(みいでら・しん)にカズから歩み寄って言葉を交わしながら「11番」のユニホームを手渡し、三井寺の「47番」と交換。ピッチでの43歳差の対戦は実現しなかったが、マリノス、福島のファンやサポーターたちから拍手が送られた。
カズは試合後取材に対応し、ユニホーム交換を「皆さん(メディア)の期待にお応えしようと思った」とユーモアを交えて笑い、一方でJ1でマリノスに91,92と天皇杯決勝で敗れた悔しさを口にして3度目もまた勝てなかった試合を悔しがった。そして三井寺にかけた言葉を明かし「今、持っている情熱、そういうものを失わずにこれからも頑張ってくださいと言わせていただきました」と話した。16歳当時と59歳の今と情熱は変わったか?との質問に「ずっと変わらない。ブラジルでプロになったときも、デビューしたころも、今もうまくなりたい、試合に出たい、勝ちたいという情熱は変わっていない。いい時も悪い時もありますけど、そういう情熱を、今は(三井寺が)生き生きしていると思うので、忘れずにキャリアを積んでいってほしいなと思います」と背中を押した。16歳へのアドバイスはいくつもあるはずだが、「今の情熱を失わずに」というアドバイスができるのはカズだけだろう。
1回戦では59歳174日でのゴールは小野伸二(当時札幌)の41歳255日を大幅に上回って天皇杯の最年長得点記録に。2回戦の出場機会なく天皇杯は終わったが、それでも「試合が終わって走ってきた(ダウン)らスッキリした」と、週末のリーグ戦に気持ちを切り替えていた。
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2026年8月23日 (日)
23日=MUFG国立(観衆4万7781人) J1リーグは第3節が行われFC町田ゼルビアと浦和レッズが国立競技場で対戦し、町田が立ち上がりの得点で勢いを掴み3-1と24年にJ1に昇格してからでは初の開幕3連勝を果たした。3試合で12得点と、唯一2桁得点をあげる圧倒的な攻撃力を示して首位を守った。
対象的に、今季、曺貴裁新監督を京都から迎えた浦和は町田を上回る15本(町田10本)を放ったがゴールを決めきれず2002シーズン以来の開幕3連敗を喫し3試合で11失点と守備の課題が浮き彫りとなった。
試合直前に町田のFW藤尾翔太が移籍を前提とした準備のための離脱が発表されるなか、町田は前半8分、ロングスローから浦和のパスミスを奪ったMFミッチェル・デュークからMF中村帆高とつないで最後は中村が右足でゴール左に決めて先制点を奪った。
前半アディショナルタイム1分に浦和に同点ゴールを決められ1―1で前半を折り返す。町田はM・デュークに代えて西村拓真を投入。後半もまたも立ち上がりの9分に、交代で入った西村が2試合連続となるゴールを決めて試合を先行した。
後半16分には右CKを相馬勇紀が蹴ったボールからこぼれたところをMFネタ・ラヴィが右足で一度地面に叩きつけてバウンド。ゴール上を狙う巧みなバウンドショットで3点目をうばって浦和を突き放した。
試合後、黒田剛監督は今週の天皇杯2回戦からJ1クラブが登場するため「ディフェンディングチャンピオンとして・・」と会見で聞かれ「優勝は過去のこと。(リーグで首位に立っているが)首位は守るものではなくて奪っていくもの」と話していた。
〇・・・森保一監督が22日の鹿島対福岡戦に続いて視察。この日58歳の誕生日を迎え「還暦もだいぶ近づいてきましたけれど・・・」と笑い「選手たちに刺激をもらっている。私も選手に刺激を与えられるようにさらに頑張っていく」と、半年の契約延長で選手と狙うアジア杯優勝(27年1月)に改めて意欲を見せた。
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