スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2024年10月12日 (土)

サッカー日本代表W杯アジア最終予選15日のオーストラリア戦へ調整開始(3連勝に)「手放しで満足している選手はいない」4連勝へ勝ってかぶとの・・・南野拓実

12日=千葉県内 101日アウェーでのサウジアラビア戦(ジッダ、2-0)で26年W杯北中米大会アジア最終予選に3連勝、得点14、無失点と最高のスタートダッシュを切った日本代表がトレーニングを行った。代表は日本時間11日未明に帰国。当初は非公開だったが、フルオープンでメディアに公開された。
 約1時間半の練習後に対応したMF南野拓実(ASモナコ)は、過去3戦全敗と痛い目に遭ってきたアウェーでのサウジ戦で鬼門を突破した勝利に安堵しながらも「勝ったことに対して手放しで満足している選手は全くいない。勝ち方にもこだわりたいし、W杯を見つめた中でどうすべきかを考えてる選手が多い。ここで(ホームのオーストラリア戦に向け)チームとして締め直す必要がある」と、開幕からいきなりの山場と言われた3連戦を最高の形で抜けたものの「勝ってかぶとの緒を・・・」とばかりに緊張感の維持を強調した。

 15日のオーストリア戦(埼玉スタジアム)に向け「次も絶対に叩いておかないといけない。(オーストラリアは)今まで何度もしのぎを削ってきた過去もあるので、負けられない相手。いい準備をして挑みたい」と話した。

[ 前のページ ] [ 次のページ ]

このページの先頭へ

スポーツを読み、語り、楽しむサイト THE STADIUM

増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

最新記事

カテゴリー

スペシャルインタビュー「ロンドンで咲く-なでしこたちの挑戦」