スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2024年9月 2日 (月)

サッカーW杯北中米大会(26年)アジア最終予選が5日スタートするのを前に日本代表が16人でトレーニング開始 3日に27人揃って過去2大会で最終予選の「鬼門」初に臨む

2日=千葉市内 サッカー日本代表が26年W杯北中米大会アジア最終予選中国戦(5日、埼玉ス)、バーレーン戦(10日、バーレーン)に向けてトレーニングを開始した。この日は、1日にリーグ戦に出場したDF高井幸大(19=川崎フロンターレ)と海外組みは室内で調整。フィールドプレーヤーでは、首位を走ってきた町田に移籍した中山雄太、初招集の望月ヘンリー海輝(町田)、パリ五輪代表で力を見せた細田真大(柏)、今大会で5度目のW杯へ挑む長友佑都(FC東京)、GK大迫敬介(広島)、谷晃生(町田)がピッチでジョギング等調整メニューをこなした。
  約7カ月ぶりに代表に復帰したMF三笘薫(ブライトン)を含む16人が集合。他のメンバーは2日深夜に合流予定となっている。27人が3日に揃い4日の前日練習と2日間で5日の中国戦に備える。日本代表は18年ロシア大会、22年カタール大会とも初戦で手痛い敗戦を喫しており、3度目の正直で白星スタートに挑む。
 日本サッカー協会(JFA)は2日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選、インドネシア戦の日程変更を発表した。11月14日に予定されていたインドネシア戦を翌15日に変更。これはインドネシアサッカー協会(PSSI)との合意をされており、FIFA(国際サッカー連盟)とAFC(アジアサッカー連盟)の承認を得たもの。キックオフ時刻、開催ベニューは未定となっている。同19日には中国とアウェー戦が予定される。
 日本代表は2日、千葉市内でアジア最終予選初戦の中国戦に向けて合宿をスタート。9月は、5日中国戦(埼玉スタジアム)、11日にアウェーでバーレーン(マナマ)と戦う。

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増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

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