サッカー日本代表8大会連続出場をかけた最終予選中国戦・バーレーン戦27人発表 伊東純也 三笘薫は1月以来の復帰 パリ五輪組から高井初選出「前回(最終予選の初戦敗戦)より詰めてイメージを共有する」森保監督
29日=JFA(千葉市内) 2026年のW杯北中米大会をかけたアジア最終予選が5日の中国戦(埼玉スタジアム)で始まるのを前に、10日の日本代表27名が発表された。1月のアジア杯期間中の報道で代表を途中離脱した伊東純也(スラッド・ランス)が1月以来、代表に復帰した。またパリ五輪代表だった高井幸大(川崎)、望月ヘンリー海輝(ひろき、町田)の若いディフェンダーコンビが初めて選出された。また五輪代表からは引き続き細谷真大(柏)が選ばれた。
コーチ陣には新たに今年引退現役引退した長谷部誠(フランクフルト)が加入する。
日本は、98年のW杯フランス大会以来8大会連続出場を目指す。前回カタール大会、前々回のロシア大会ともにホームの初戦は2大会連続で敗戦しており、森保監督は、前回のW杯カタール大会のアジア最終予選の初戦(ホーム 対オマーン)、3戦目のアウェーサウジアラビア戦と3試合で2敗を喫した苦い経験について「入りのところでイメージを共有できなかった(点を反省し)。今回はもっと詰めた中でチームが最大限の力を発揮できるよう選手のコンディションを重視した。選手は移籍やオリンピック、また酷暑のなかと非常に厳しい状況で闘っている」と、出場枠が48か国に拡大する北中米大会でアジア出場枠が広がった(最大9カ国)とはいえ、同じミスを繰り返さないと決意を新たにした。
また、初戦の中国が2月にイバンコビッチ新監督を迎え強化をはかっている点について「新しい監督が就任して新しいチーム作りをしている。百戦錬磨の監督で我々に対してもかなり分析をされたと思っている」と、前回の初戦で敗れたオマーンを指揮していた同監督の手腕、選手に強い警戒感を口にした。
GK 大迫敬介(広島)、谷晃生(町田)、鈴木彩艶(パルマ)
DF 長友佑都(FC東京)、谷口彰悟(アルラヤン)、板倉滉(ボルシアMG)、中山雄太(町田)、町田浩樹(サンジロワーズ)、菅原由勢(サウサンプトンFC)、望月ヘンリー海輝(町田)、
高井幸大(川崎)
MF/FW 遠藤航(リバプール)、伊東純也(スタッド・ランス)、浅野琢磨(マジョルカ)、南野拓実(モナコ)、
守田英正(スポルディング)、鎌田大地(クリスタル・パレス)、
三笘薫(ブライトン)、小川航基(NECナイメヘン)、前田大然(セルティック)、旗手怜央(セルティック)、堂安律(フライブルク)、
上田綺世(フェイエノールト)、田中碧(デュッセルドルフ=8月29日時点)、中村敬斗(スタッド・ランス)、
久保建英(レアル・ソシエダード)、細谷真大(柏)