パリオリンピック 史上最多メダルの選手たちが会見 連覇を果たした2人早くもロス五輪を目標に スケートボード堀米「3連覇を狙いたい」阿部一二三「3連覇目指してロスに向かう」
14日=都内ホテル パリ五輪では16競技で史上最多となる45個(金メダル20個、銀メダル12個、銅メダル13個)を獲得。総数45個は海外の夏季五輪では最多のメダル)のメダルを獲得した日本選手団の帰国会見が行われ、今大会の旗手を務めたフェンシング女子の江村美咲、男子ブレイキンのSHIGEKIX(半井重幸)、江村を入れメダリスト66人が公式服にメダルをかけそれぞれがコメントした。
会見では多くの選手が周囲への感謝を口にするなか、2大会連続金メダリストに輝いた2人は次に向けた「自身の目標」を話した姿が印象的だった。柔道の阿部一二三は「3連覇を目指してロス五輪に向けて頑張りたい」とし、スケートボードストリートの堀米雄斗は「3年間死ぬ気でやってきて良かった。(次のロスでも)まずオリンピックチームに入れるようにし3連覇を狙いたいです」と、28年ロサンゼルス五輪に気負うことなく大きな目標を口にした。
ブレイキン男子のSHIGEKIXは、自身が4位に終わった競技について「僕個人としては悔しい思いはもちろんあったが、開会式から閉会式まで楽しみ尽くした。五輪はオンリーワンのなかからナンバーワンを決めるところ。その魅力を五輪を通じて伝えられていたなら良かったと思う」と、パリ五輪のみでロス五輪では実施されない競技の存在感を示していた。
選手たちは「解団式」に臨み、メダリストには「オリンピック特別賞」が授与された後、江村と半井が団旗を返還し7月5日の結団式でスタートしたパリ五輪が終わった。