スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2024年3月20日 (水)

サッカー日本代表26年W杯北中米大会アジア2次予選(現在首位)が北朝鮮戦で再開 「(アジア杯の敗退で)選手はみんな、悔しい思いで代表活動に来ていると感じる」森保監督 アジア杯敗退から流れを変える重要な1戦に

20日=国立競技場 26年W杯北中米大会アジア2次予選北朝鮮戦を控え、森保一監督が21日のホームとなる国立競技場で練習前に会見に臨んだ。ここまでミャンマー(5-0)、シリア(5-0)と2連勝でスタートを切っており、ここで21日のホーム国立競技場、26日のアウェー(平壌)と連勝して2位で確保できる2次予選突破に大きく前進したいところだ。
 森保監督は先月のアジアカップベスト8での敗退について今回の合宿に集まってくる選手たちの様子から「みんな、悔しい思い(を持ったまま)で代表活動に来ていると感じる」と、選手たちが、この予選の間に挟まれたアジア杯で敗北した状態から、もう1度、流れを変えようとしていると期待を示した。アウェー(平壌)ではこれまで2分2勝と勝利もゴールもなく苦戦して来ただけに21日の勝ち方が、アジア杯からの揺れ、今後の長い予選の流れ、両方に大きな影響をもたらす重要な一戦となる。

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増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

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