スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2024年2月 7日 (水)

バスケットボ―ル女子日本代表 8日から五輪最終予選に 「日本の速さ、しつこさ活かして走り勝つ」恩塚HCが現地から会見で突破を誓う

7日=オンライン  日本バスケットボール協会は、FIBA女子オリンピック世界最終予選2024(2月8日~11日、ハンガリー・ショプロン)に臨む「AKATSUKI JAPAN女子日本代表」(FIBAランク9位)の登録メンバー12選手を発表した。すでに現地ハンガリーに入っているため、恩塚亨HCらがオンラインでの対応をした。キャプテンには林咲希選手が選出。16年のリオデジャネイロ五輪でキャプテンを務めた36歳の吉田亜沙美(アイシン)も選出された。また、今回の強化合宿には参加できなかった馬瓜ステファニー(MOVISTAR ESTUDIANTES)も入った。世界最終予選2024はハンガリー、中国、ベルギー、ブラジル各地で開催され、日本はスペイン(同4位)、ハンガリー(同19位)、FIBAワールドカップ2022ベスト4のカナダ(同5位)と強豪国が揃うハンガリーでパリ五輪出場権獲得を目指すして上位3チーム入りを目指す。初戦は現地8日16時半(日本時間9日24時半)開始予定で、ユーロ2023銀メダル国のスペイン(同4位)と対戦する。
 恩塚HCはオンライン会見で「日本の強みを活かして戦いたい。速くて、しつこく、選考の基準を走り勝つ、においた」とスピードのある日本女子バスケットの持ち味で突破を狙うとした。

[ 前のページ ] [ 次のページ ]

このページの先頭へ

スポーツを読み、語り、楽しむサイト THE STADIUM

増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

最新記事

カテゴリー

スペシャルインタビュー「ロンドンで咲く-なでしこたちの挑戦」