なでしこジャパン北朝鮮戦 前半は0-0で折り返すも北朝鮮のペースで展開
北朝鮮の堅守と強いフィジカル重い芝に苦戦し、ボールポゼッションでは圧倒しながらシュートにまで持ち込めないフラストレーレーションの高い試合展開となった。28分にはカウンターからミュンジュンユに強烈なミドルシュートを打たれるピンチを、GK山下がファインセーブで救った。日本はシュート4本と北朝鮮ペースに引きずられた格好で、ピッチのほとんどが日陰に入り動きやすくなる後半、どこでペースを変えていけるか交代カードも勝敗を左右する。
1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数