スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2023年10月19日 (木)

サッカー日本代表 24年元日に国立競技場でアジア杯に向けてタイと強化試合 日本サッカー界と選手にとっての「お年玉」になるか

19日=日本サッカー協会JFAハウス(東京・文京区) サッカー協会が、24年11日に東京・国立競技場でFIFAランク112位のタイ代表と親善試合を行うと明らかにした。元日に日本代表が試合を行うのは初めての日程で、3大会ぶりの王座奪還に挑むアジア杯(112日開幕、カタール)に向け新年をスタートさせる。この日行われた理事会後、取材に応じた宮本恒靖専務理事は「初めての代表戦になるので注目度が高い試合ができるかなと思っている。11日は(天皇杯の決勝が行われてきたため)サッカー界にとって重要な日だというのもある」と説明。「森保監督からもアジア杯のために強化試合を」と要望があったとした。例年の天皇杯はアジア杯を考慮したため今年は12月9日に決勝戦を実施。代表の多くは欧州でプレーしており、年末には一時的なウインターブレーク(冬季中断)があるリーグからは一時帰国が可能になる一方、国際Aマッチデーではないため日本協会に代表を呼ぶ拘束力はない。年末年始も試合が続くプレミアリーグ、スペイン1部に所属する三笘薫、冨安健洋、久保建英らは出場せずカタールで合流する見通しだという。
森保監督は、日程とコンディションのバランスを鑑み代表の層を厚くする方針で監督2期目に臨んでおり、元日の試合がサッカー界にとって、またチャンスを掴む選手個々にとって大きな「お年玉」となるか注目される。

 

 

[ 前のページ ] [ 次のページ ]

このページの先頭へ

スポーツを読み、語り、楽しむサイト THE STADIUM

増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

最新記事

カテゴリー

スペシャルインタビュー「ロンドンで咲く-なでしこたちの挑戦」