MGC女子は、鈴木優花(第一生命グループ)1位、一山麻緒(資生堂)は2位で五輪2大会連続代表権獲得
女子(24人)は、中間点まで東京五輪代表権を争った19年のMGCを制した前田穂南(天満屋)と、一山麻緒(資生堂)が中間点まで並走する形でレースをリード。しかし中間点を過ぎ、23キロ付近から一山と細田あい(エディオン)が、10人の集団からペースアップし並走を始める。33キロまで続いた2人の争いに、33キロ過ぎると一山が仕掛けて前へ出る。東京五輪で8位に入賞した一山が実力を見せるが、38キロ過ぎには鈴木優花(第一生命グループ)が一山を捉えてトップに踊り出る。鈴木はラスト5㌔の上り坂もさらに大きなストライドと強い腕の振りで一山を引き離した。
そのまま2時間24分09秒の1位でパリ五輪代表に決定。2位には、一山が入り2大会連続の五輪代表となった。細田は3位だった。※記録は速報値